三菱航空機は2015年2四半期に予定する初飛行に向け、各種の試験を進めています。右舷エンジンの試験運転、全機静強度試験機の主翼上曲げ試験の画像をすでに公開していますが、その動画もYoutubeに公開しました。
エンジンの試験運転では、一部コクピット内の様子も捉えられていますが、エンジンが白煙を勢いよく吹き出す様子が見どころです。動画内にも説明が加えられていますが、長期保管用の油が霧状に排出するもので、「初回起動時に固有の現象」です。FlyTeamメンバーの投稿でもこの様子がわかります。
また、小牧南工場に隣接する技術試験場で実施された、全機静強度試験機の主翼上曲げ試験は、0%から順次負荷を高め、40%、80%、100%とそれぞれ主翼のしなりを確認することが出来ます。
三菱航空機、三菱重工業では引き続き、初飛行に向けて試験を進めていきます。