エアバス・ヘリコプターズ、H145MのEASA型式証明を取得

エアバス・ヘリコプターズ、H145MのEASA型式証明を取得

ニュース画像 1枚目:H145Mヘリコプター
© Airbus Helicopters 2015
H145Mヘリコプター

エアバス・ヘリコプターズは、2015年5月15日、H145Mヘリコプターが、欧州航空安全庁(EASA)より型式証明を取得したと発表しました。

H145Mは、従来EC145 T2と呼ばれていた小型双発ヘリコプターの軍用型で、2015年末からドイツ空軍への引き渡しが開始され、2016年にはタイ海軍への輸出も開始されます。

H145Mは軍用機ですが、すでにH145民間型がEASAの型式証明を2014年に取得しているため、H145Mも費用がかかり内容が重複する軍用規格ではなく民間機の型式証明を取得し、安全性と耐空性が最新の規格に合致していることを確認しています。

H145Mは最大離陸重量を3.7トンまで増加させ、ドアガンや外部パイロンに武装を搭載することができます。また、照準機能のある光学/赤外線センサーや通信機器、航法装置、特殊部隊用のロープ降下装置、セルフ・シーリング燃料タンク、対ミサイル妨害装置、乗員の防弾装置なども装備できます。

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