アブダビ国際空港、新ターミナルビルに柱のない屋根の構造を採用

アブダビ国際空港、新ターミナルビルに柱のない屋根の構造を採用

ニュース画像 1枚目:アブダビ国際空港 新しいミッドフィールド・ターミナル・ビルディング(MTB)
© Abu Dhabi Airports
アブダビ国際空港 新しいミッドフィールド・ターミナル・ビルディング(MTB)

アブダビ国際空港は、2015年8月29日、新しいミッドフィールドターミナル・ビルディング(MTB)の建設は新たなマイルストーンに達したと発表しました。新しいビルは年間3,000万人の旅客に対応し、そのデザインは建物内部の柱を無くし、カーブした天井を備えた最新鋭の構造で、18本のスチールアーチによって支えられます。

MTBの中心の天井を支える構造のアーチは、屋根の総重量20,000トンも支えます。2016年2月までの作業により、屋根はフリー・スタンディング構造となり、世界でも最も長い180メートルの18本の巨大なアーチの上に乗る形となります。

アブダビ国際空港では、現在、MTBの建設はプロジェクト全体の55パーセントが完了しており、2015年末には70パーセントに達する見込みとしています。同空港はMTBの竣工により、首都アブダビの玄関口になると同時に、世界的な航空交通網のハブとして、重要な役割を担うとコメントしています。

詳しくはアブダビ国際航空のウェブサイトを参照ください。

期日: 2015/08/29から
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