スカイマークは2015年9月1日、新たな経営陣を発表しました。東京地方裁判所から8月5日付で、再生計画の認可決定が8月31日に確定し、今後は9月29日に100%減資し、スポンサーによる増資と臨時株主総会で役員選任などを決定します。また、11月30日に基本弁済を実施します。
新体制は、代表取締役会長に投資ファンド・インテグラルの佐山展生代表取締役が就くほか、代表取締役社長には日本政策投資銀行で常務執行役員を務めた市江正彦氏、航空会社スポンサーとなる全日空(ANA)からは、ANAで上席執行役員整備本部副本部長を務め、ANAグループのOCS代表取締役社長を務めた矢口秀雄氏が専務取締役に就任します。ANAからはこのほか、取締役に整備センター副センター長付主席部員の増川則行氏が就任する予定です。
これにより、井手隆司現会長、有森正和代表取締役社長は辞任します。