国交省、2015年度の補正予算で空港のCIQ施設拡張や旅客誘致を実施へ

国交省、2015年度の補正予算で空港のCIQ施設拡張や旅客誘致を実施へ

国土交通省は2015年12月18日(金)、2015(平成27)年度補正予算として総額4,736億円を計上しました。一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策として436億円を計上しており、このうち急増する訪日外国人観光客への対応として空港施設の整備やLCC誘致による観光客の増加に向けたPR展開などで予算を配分する計画です。

項目としては、インバウンド観光による地域活性化で43億7900万円を計上し、ホテル・旅館など宿泊施設のインバウンド対応、空港のCIQ施設の拡張、港湾における大型クルーズ船の受入環境改善などを実施します。

また、地方誘客のための緊急訪日プロモーションとして、41億8400万円を計上しており、欧・米・豪をはじめとする外国人旅行者の地方への誘客、地方空港へのLCCの新規就航の促進、桜のシーズンに向けた訪日リピーターの地方への誘客等の集中的なプロモーションを実施します。

このほか、防災・減災を目的とし、豪雨など災害時の空港機能を維持するため、空港施設の冠水対策を緊急に実施する空港防災事業で30億7600万円を計上しています。

メニューを開く