P&W、F-35用F135エンジン167基の生産契約に合意

P&W、F-35用F135エンジン167基の生産契約に合意

ニュース画像 1枚目:F-35用のF135アフターバーナー付きターボファンエンジン
© Pratt & Whitney
F-35用のF135アフターバーナー付きターボファンエンジン

プラット&ホイットニー(P&W)は、2016年1月16日、アメリカ国防総省とF-35の第9次と第10次低率初期生産(LRIP-9/-10)のF135エンジン167基の生産契約について、基本合意に達したと発表しました。

「LRIP-9の66基とLRIP-10の101基を同時に契約することにより、コストが削減でき、アメリカと同盟国はより手頃な値段でF-35を入手出来る」とF-35開発計画責任者のクリス・ボグダン空軍中将が話しています。

契約金額はまだ発表されませんが、F-35AとF-35C用のF135エンジン140基はLRIP-8より3.4%安くなり、F-35B用のリフトファンを含むF135エンジン27基はLRIP-8より6.4%安くなるよう交渉が持たれました。

P&Wはこれまで262基のF135エンジンを納入し、LRIP-9は2016年からLRIP-10は2017年から納入を開始します。

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