中部国際空港(セントレア)は2016年2月10日(水)、2016年4月1日(金)から2019年3月31日(日)の3年間、新たな着陸量を導入し、最大で1年間は無料となる仕組みを導入します。
これは、国際線、国内線の増量割引として期間中に新規路線の開設、増便、機材の大型化で、前年同期と比較して着陸重量が増加した場合、その増加分に割引を適用するものです。割引は1年目が80%、2年目が50%、3年目が30%です。
さらに、国際線増量割引が適用された着陸重量の増加分が、同一日に同一機材で複数回運航される場合、または最大離陸重量が130トンを超える大型機材の場合、割引率を20%加算します。これにより、同一の航空会社による1日2往復便以上の運航便の誘致、大型機材の就航などにつなげる狙いです。
また、国際線貨物拠点化割引では、新たに2つ以上の路線を定めて運航する場合を対象に、着陸重量を3年間、80%を割引します。これは既存の制度では、適用期間中のみの割引でしたが、今回の変更では適用期間中の新規就航、増便、大型化から3年間の割引とします。このため、2018年度に増便した場合、増便した分は2020年度まで割引が適用されます。