ソマリア沖海賊対処の海自水上部隊、第25次隊へ交代 7月10日出発

ソマリア沖海賊対処の海自水上部隊、第25次隊へ交代 7月10日出発

ニュース画像 1枚目:護衛艦 いなずま(DD-105)
© 海上自衛隊
護衛艦 いなずま(DD-105)

自衛隊統合幕僚監部は、2016年6月24日(金)、アフリカのソマリア沖・アデン湾の海賊対処に派遣されている海上自衛隊の水上部隊について、第25次隊への交代を実施するため、7月10日(日)に護衛艦2隻が日本を出発すると発表しました。

第25次隊として派遣される艦船は、護衛艦「いなずま(DD-105)」と護衛艦「すずつき(DD-117)」の2隻です。いずれの護衛艦もSH-60J/Kヘリコプターを艦載する能力を保持しています。「いなずま」は広島県の海上自衛隊呉基地から、「すずつき」は長崎県の佐世保基地から、いずれも7月10日(日)に出港します。派遣人員は約420名で、海上自衛官以外に海上保安官8名が同乗します。

なお、「すずつき」は2012年10月に進水、2014年3月から海上自衛隊で運用されている新しい護衛艦で、拡大されたハンガーは哨戒ヘリコプター2機まで対応可能なほか、着艦拘束装置は、より少人数での操作が可能な「RAST Mk.6」が採用されています。

期日: 2016/07/10
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