海自P-3C、ロシア海軍の潜水艦、戦車揚陸艦など5隻の宗谷海峡航行を確認

海自P-3C、ロシア海軍の潜水艦、戦車揚陸艦など5隻の宗谷海峡航行を確認

ニュース画像 1枚目:確認されたロシア海軍の艦艇
© 防衛省統合幕僚監部
確認されたロシア海軍の艦艇

防衛省統合幕僚監部は、2016年7月10日(日)1時ごろにかけロシア海軍の艦艇が宗谷海峡を航行したと発表しました。海上自衛隊八戸航空基地に拠点を置く第2航空群所属のP-3Cと掃海艇「ゆげしま(MSC-679)」が確認したもので、ロシア海軍の艦艇5隻が宗谷海峡の東約100キロメートル付近を西進しているところを確認、艦艇は宗谷海峡を西航しました。

確認された船舶は、キロ級潜水艦1隻、ウダロイI級ミサイル駆逐艦が2隻、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦が1隻、アリゲーターIV級戦車揚陸艦が1隻の計5隻でした。なお5隻のうちの4隻は艦番号が特定でき、駆逐艦「アドミラール・パンテレ−エフ(DDG-548)」、駆逐艦「アドミラール・トリーブツ(DDG-564)」、駆逐艦「バイストリー(DDG-715)」、揚陸艦「ニコライ・ビルコフ(081)」であることが確認されていますが、キロ級潜水艦1隻については艦番号不明としています。

なお、駆逐艦「アドミラール・パンテレ−エフ」と揚陸艦「ニコライ・ビルコフ」は6月21日(火)に対馬海峡を航行する様子を鹿屋航空基地所属のP-3Cが確認しています。

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