防衛省統合幕僚監部は、2016年8月14日(金)13時ごろ、中国海軍の艦艇が宗谷海峡を航行したと発表しました。海上自衛隊八戸航空基地に拠点を置く第2航空群所属のP-3Cが確認したもので、中国海軍の艦艇3隻が宗谷岬の東北東約350キロメートルの海域を西航していました。
確認された船舶はジャンカイⅡ級フリゲート1隻、ルーヤンⅡ級ミサイル駆逐艦1隻及びフチ級補給艦1隻の合計3隻です。それぞれの艦船番号は「572」「153」「966」です。
なお、当該艦艇は、6月16日(木)に宮古島の北東約110キロの海域を、東シナ海から太平洋に向けて南東進したものと同一の船舶であると確認されています。