エンブラエル、E195-E2の主翼組立が進む 燃費効率の向上に貢献

エンブラエル、E195-E2の主翼組立が進む 燃費効率の向上に貢献

エンブラエルは2016年11月17日(木)、E195-E2の主翼組立の進捗を公開し、主翼ボックスの構造部位が製造完了したと発表しました。主翼の外板、ストリンガー、スパー、リブなどを組み合わせた構造部位で、従来のエンブラエル機の改良版となるE2の効率化でも重要な構造部となります。

エンブラエルでは、単通路機として最高のアスペクト比を実現し、燃費効率の向上に貢献しているとコメントしています。この主翼部分は、エンブラエルではE2で新たなアプローチを採用し、E2の構造部の重量を軽量化し、メンテナンスのコストを抑える設計とし、機材の搭載重量を増やす工夫が行われているとしています。

エンブラエルは、E2の開発ではプラット・アンド・ホイットニーのPW1900Gエンジンを搭載したE190-E2の試験飛行を進めており、E190-E2は2018年に納入を開始し、E195-E2は2018年後半、E175-E2は2019年を予定しています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く