成田国際空港(NAA)は2016年12月25日(日)から1月24日(火)まで、空港の機能強化について、空港周辺地域の住民を対象に対話型説明会を開催します。成田市を皮切りに、11市町で順次、開催されます。
この説明会では、成田空港の更なる機能強化策と環境対策や地域共生策などについてパネルや動画等を展示するほか、映像と音声での航空機騒音の疑似体験ができる設備も用意されます。
NAAは成田空港の機能強化に向け、発着容量50万回を想定し、C滑走路の新設、またはB滑走路の北側延伸として滑走路の配置案を提示しているほか、空港敷地範囲として約1,000ヘクタールの拡大、夜間飛行制限を緩和して運航可能時間を5時から深夜1時に拡大することなどを提案しています。
その一方、環境対策・地域共生策として周辺対策交付金の充実、防音工事の施工内容の充実、夜間飛行制限の緩和に伴う深夜早朝対策を実施するとしています。
この説明会の開催の皮切りとして、12月25日(日)から12月27日(火)と2017年1月22日(日)から1月24日(火)まで、成田市役所本庁舎1階市民ロビーで10時から16時に実施します。
事前の申し込みは不要で、空港周辺の成田市、富里市、山武市、香取市、多古町、芝山町、横芝光町、栄町、神崎町、稲敷市、河内町の11市町でも順次開催されます。
詳しくは、成田空港のウェブサイトを参照ください。