海上保安庁、ジブチとフィリピンに航空機を派遣 海賊対策で連携強化

海上保安庁、ジブチとフィリピンに航空機を派遣 海賊対策で連携強化

ニュース画像 1枚目:海上保安庁 ガルフV
© 海上保安庁
海上保安庁 ガルフV

海上保安庁は2017年2月24日(金)から3月2日(木)まで、ジブチとフィリピンに航空機を派遣し、海賊対策で連携強化をはかります。ジブチ、フィリピンでそれぞれ関係機関と海賊護送訓練、海賊対策などについて意見、情報交換を行い、連携や協力関係を強化します。

海上保安庁は、ソマリア沖・アデン湾で逮捕した海賊の身柄を日本へ護送する必要が生じた場合、迅速、円滑に身柄を護送するため、航空機をジブチに派遣、海賊護送訓練などを実施しており、今回の派遣は2年連続、通算6回目です。

復路はフィリピンに寄港し、海賊対策、法執行能力向上支援を含む海上保安について、意見、情報交換を予定しています。

派遣する航空機は、第三管区海上保安本部羽田航空基地所属のガルフストリームV「うみわし」です。派遣チームは秋本茂雄・海上保安監以下、18名の搭乗員、関係省庁職員などで構成します。

日程は、2月24日(金)に羽田を出発、2月25日(土)にジブチに到着、2月26日(日)には海賊護送訓練、2月27日(月)は沿岸警備隊、国家治安庁と意見交換し、2月28日(火)にジブチを出発します。3月1日(水)にフィリピンへ到着予定で、沿岸警備隊、外務省と意見交換の機会を設けた後、3月2日(木)にフィリピンを出発、羽田に帰着します。

期日: 2017/02/24 〜 2017/03/02
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