ブリュッセル航空、トーマスクック・エアラインズ・べルギーの一部吸収へ

ブリュッセル航空、トーマスクック・エアラインズ・べルギーの一部吸収へ

ニュース画像 1枚目:トーマスクック・エアラインズ・べルギーの5機のうち2機はブリュッセル航空に移籍する
© Thomas Cook
トーマスクック・エアラインズ・べルギーの5機のうち2機はブリュッセル航空に移籍する

ブリュッセル航空とトーマス・クック・ベルギーは2017年3月30日(木)、両社の既存の提携を拡大すると発表しました。発表された内容によると、トーマス・クック・ベルギーが企画するツアーでブリュッセル航空が主要航空会社となり、ベルギーを拠点とするトーマス・クック傘下の航空会社のトーマスクック・エアラインズ・べルギー(TCAB)をブリュッセル航空が一部を吸収します。これにより、ブリュッセル航空はトーマス・クック・ベルギーの顧客に目的地、出発時間など幅広い選択肢を提供します。

この提携で、TCABのパイロットと客室乗務員の160名、保有5機のうち2機はブリュッセル航空に移籍します。TCABの保有する残る3機はトーマスクック・グループに再配備される予定で、地上スタッフは余剰人員となることから、TCABの労働組合と協議し、その解決策について話し合います。トーマス・クック・ベルギーは、TCABの運航便の利用を2017年11月に終了する予定です。

ブリュッセル航空とトーマス・クック・ベルギーは15年来の提携関係にあり、今回の提携拡大で両者は更なる成長と、航空機、人員の効率的な運用、営業体制とします。また、ブリュッセル航空は今後3年で、北米、カリブ海、アフリカ、アジアやビーチデスティネーションの新たな路線就航に向けて検討を進める方針です。

メニューを開く