エアバス、A330neoプライベート・ジェットで「ACJ330neo」を展開へ

エアバス、A330neoプライベート・ジェットで「ACJ330neo」を展開へ

ニュース画像 1枚目:ACJ330neo
© AIRBUS S.A.S.
ACJ330neo

エアバス・コーポレート・ジェットは2017年5月22日(月)、新たなA330neoプライベート・ジェット・バージョンをローンチしました。A330neoの空力的な改良と新エンジンを搭載し、これまでのA330をベースとしたACJ330よりも快適性が高まり、さらに効率的で航続距離も伸びた機材です。

このバージョンは「ACJ330neo」として展開、ヨーロッパからオーストラリアへ直行便で飛行し、搭乗者は25名で航続距離9,400ノーティカルマイル、17,400キロメートル、飛行時間で約20時間です。エアバスでは、世界各国の首脳や政府機関などを含めた用途を想定しています。

客室は会議、ダイニングエリア、プライベートオフィス、寝室、バスルーム、ゲスト向けシートを装着でき、発注者のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。エアバスは数十年にわたって提供してきた経験から、多くのノウハウも提供出来るとしています。

最新のA330neoはロールスロイス・トレント7000エンジンを搭載、シャークレット・ウィングチップ、最大離陸重量の改良などが行われているほか、新機能としてGPSに類似しているオンボード・エアポート・ナビゲーション・システム(OANS)のオプション搭載、滑走路オーバーラン防止システム(ROPS)などがあります。また、オプションでデュアルヘッドアップディスプレイ(HUD)の搭載も可能です。

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