空自、ミクロネシア連邦などで日米豪人道支援・災害救援共同訓練へ参加

空自、ミクロネシア連邦などで日米豪人道支援・災害救援共同訓練へ参加

ニュース画像 1枚目:2016年のクリスマス・ドロップで使用されたC-130
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Delano Scott
2016年のクリスマス・ドロップで使用されたC-130

航空自衛隊は2017年12月6日(水)から12月16日(土)、人道支援・災害救援に係る能力向上とアメリカ空軍、オーストラリア空軍との相互運用性の向上を目的に、日米豪人道支援・災害救援共同訓練に参加します。空自がこの訓練へ実機の派遣を伴う参加は、今回で3回目です。

アメリカ空軍は例年、この訓練を「クリスマス・ドロップ(Christmas Drop)」として実施、アンダーセン空軍基地を拠点に近隣の太平洋地域の諸島の子どもたちにプレゼントを贈っており、2017年は66回目となります。

訓練には、航空自衛隊から小牧基地に所在する航空支援集団第1輸送航空隊のC-130Hの1機、人員およそ25名をはじめ、アメリカ空軍はC-130Jの3機、オーストラリア空軍はC-130Jの1機、計5機が参加します。訓練の実施場所は、アンダーセン空軍基地をはじめ、ミクロネシア連邦、パラオ共和国、北マリアナ諸島やその周辺空域で、訓練は航空輸送、物料梱包や物料投下訓練です。

なお、人道支援「クリスマス・ドロップ」は、南・東太平洋の50以上の島々に食品、道具、おもちゃを梱包して配送しています。アメリカ空軍はアンダーセン空軍基地、ヒッカム統合基地、横田基地から参加し、横田基地のC-130Jもはじめての参加となります。

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