ボーイングは2025年5月8日、チャイナエアラインが次世代ワイドボディ機「777X」を14機確定発注したと発表しました。発注の内訳は旅客型のボーイング777-9型機が10機、貨物型の777-8F型機が4機です。さらにオプションとして旅客型5機、貨物型4機の追加発注が可能な契約で、台湾の航空会社としては初の777X導入となります。
同社は2024年12月19日に777XとエアバスA350-1000型機の導入計画を発表。777Xについては今回、正式発注された形です。A350-1000については、既に10機の確定発注が発表されています。
今回発注した機材については、主に北米・ヨーロッパ方面への長距離国際線に投入される予定。ボーイング777-300ER型機など、既存のワイドボディ機を更新するものとみられます。
777-8Fについては、現在9機を運航している777Fに加えて運航される予定。同社は現在ボーイング747-400F型機を11機保有しており、今後の動向が注目されます。