ブラジルのエンブラエルは2017年2月14日(火)、同社が開発を進めるE190-E2について、ローンチカスタマーはノルウェーのワイドローになると発表しました。EジェットE2は、リージョナル・ジェット機でエンブラエルが開発するEジェットの第2世代で、納入は2018年前半を予定しています。
ワイドローはE2ファミリーを15機契約しており、このうちE190-E2を3機確定、12機はE2ファミリーの機種、いずれかとなっています。エンブラエルはバレンタインデーにあわせて、ローンチカスタマーのを発表し、共に新たな境地を開いて行きたいとコメントし、ワイドローの先進性を讃えています。また、エンブラエルは開発について、予定通りのスケジュール、予算に収まっていると順調な開発状況を明らかにしています。
エンブラエルと同時に発表したワイドローは、エンブラエルの型式証明の獲得に向けた取り組みを讃え、E2ファミリーを導入する初の航空会社として、運航へスムーズに導入されるよう完熟性を高めて行く取り組みを共同で進めて行くとコメントしています。
納入されるワイドロー向けE190-E2は、モノクラス仕様で114席を装備します。現在、EジェットE2の受注は確定と購入覚書が275機、オプションや購入権が415機、計690機の受注を獲得しています。