フィリピン航空は2018年5月15日(火)から、マニラ/クウェート線を運休すると発表しました。クウェート発は5月16日(水)が最終運航となります。

中東のクウェートでフィリピン人の女性労働者らが死亡する事件が相次いたことから、フィリピン政府がクウェートへの出稼ぎ労働者に対し、無償での帰国便の提供を呼びかけ、フィリピン航空もこれをサポートする形で約900人を無料で輸送しています。

これに伴う海外労働者の減少により、クウェート線の通常運航が経済的に持続不可能となったことを受け、市況が改善するまで、フィリピン航空はマニラ/クウェート線を運休すると説明しています。ただし、ドバイ、アブダビ、ドーハ、リヤド、ジェッダ、ダンマン線の中東路線は継続して運航します。

フィリピン航空のマニラ/クウェート線は夏スケジュールで、マニラ発が月、火、水、金、クウェート発が火、水、木、土の最大週4便の運航が予定されていました。詳しいスケジュールは、フィリピン航空のホームページ、または下記の関連ジャンルから「時刻表」を参照ください。