Rating: 5
Author: finlander

航空会社フィンエアー(フィンランド航空)

国: フィンランド
IATA | ICAO: AY | FIN
メンバー評価: 搭乗レビュー 3.99 [282件]
アライアンス: ワンワールド

搭乗レビュー
AY3270 BCN-HEL

航空会社: フィンエアー
便名: AY3270
ビジネス

搭乗日: 2012/02
路線: バルセロナ → ヘルシンキ

機体記号: OH-LZE
機材: Airbus A321-211

総評：5: 5ッ星

機内食・ドリンク: 4ッ星
座席（シート）: 4ッ星

機内スタッフサービス: 5ッ星
エンターティメント: 4ッ星

トイレ・洗面台: 5ッ星
機材コンディション: 5ッ星

地上サービス: 4ッ星

口コミ投稿者: finlanderさん

アクセス数: 641
投稿日: 2013/10/07

搭乗写真

BCNがハブの一つだったスパンエアが... 続き
普段見慣れない行き先を探すのが好き。... 続き
バルセロナ市街を海から眺める。
自席1Aから。
ウェルカムドリンクとスナック。
反対側1D，Fは空席でした。
アルプス上空。
HELアプローチ中。アルプス上空に比... 続き

総評

バルセロナ出張の帰り。行きはA320でしたが，帰りはA321でした。ビジは全部で4列，乗客は自分（1A）とバルセロナ在住と思われるおじさま方（2A，2C）。バス搭乗で早めに乗り込んで最終案内の乗客を待っていると，最後のバスで搭乗したアジア人乗客のカップルが「あ，最前空いてるじゃん？」といったそぶりで1D，1Fに着席。ビジのお客さんなのかと思ったら，そのあとキャビンクルーが来て，後ろのエコセクションに案内されていました。エコと全く同じシートなのでエコに見えますが，ここはビジなんですよ（苦笑）。。

このフライトのビジを担当して下さったクルーが大変気の利く方で「当たり！」でした。いつもならフィルムパックでそのまま配られるスナックも，わざわざ開封してワイングラスに入れてサーブしてくれたり。食べ物は同じでも，プレゼンとしてはそちらのほうが断然おいしそうに見えるわけで，その違いの分かる方だからこそビジを担当されてたと考えると大変納得です。

バルセロナ空港から北へ進路を取る際は，離陸後すぐに海の上を上昇しながら旋回するのですが，その感覚が羽田空港からの離陸のそれに似ています。巡航高度に達すると，海側からバルセロナの街を一望できます。海岸に近ければ，バルセロネータ，サグラダファミリア，ティビダボなどを俯瞰できるので，滞在中の思い出がフラッシュバックすること間違いなし。離着陸時に見られる景色が美しい空港の一つだと思ってます。

地中海をマルセイユへ向かって巡航する間に昼食のサービスがはじまります。欧州域内線はいつもメインの選択肢がなく，このときはサーモンのグリルでした。たぶんバルセロナ積み込みだったと思うんだけど，それだったらフィンランドでいくらでも食べられるサーモンよりはもっと違った海鮮が食べたかったなぁ…というのが正直なところでした。サラダは大振りの鶏肉のソテーが添えられてましたが，ちょっと固かった。。

アルプスの雪化粧した山々を眺める頃に昼食を終了し，仕事の疲れもあって睡眠…と思ったら，キャビンクルーが自分の後ろに座っていた乗客と会話をはじめる。乗客はこれからヘルシンキから東京便に乗り継ぐようで，乗り継ぎ便のビジシートは欧州域内のビジシートと同じじゃないよね？さすがにね？？みたいな会話をしていたのですが，思いのほか盛り上がっていたので自分は耳栓をしてしばしうとうと。ふと目が覚めると，自分の隣に枕がそっと置かれてて，例のクルーにまた感心してしまいました。

ヘルシンキには定刻で到着。穏やかな心持ちのまま出張を終えることができました。いつも快適な移動をありがとう，なむなむ！！