陸海空3自衛隊、北海道の地震対応 航空機で情報収集

陸海空3自衛隊、北海道の地震対応 航空機で情報収集

防衛省・自衛隊は2019年2月21日(木)21時22分頃、北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード5.7が発生、北海道胆振中東部で最大震度6弱を観測したことを受け、対応しています。陸上自衛隊は北部方面総監部の札幌、真駒内、丘珠、滝川、北千歳、東千歳駐屯地の各部隊に加え、海上自衛隊の八戸、大湊、航空自衛隊の三沢、千歳の各部隊も活動しています。

21時25分に防衛大臣から早期に被害状況を把握、関係府省庁や自治体と緊密に連携し、情報収集すること、被害発生に備えた万全な準備態勢を確立することなどが指示されています。航空機は21時47分に第3航空団のF-2の2機、21時48分に北部方面航空隊のUH-1映像伝送機1機、21時49分に第7飛行隊のUH-1が1機、21時54分に北部方面航空隊のUH-1が1機、それぞれ情報収集のため駐屯地を離陸しています。

22時には第11飛行隊のUH-1が1機、第25航空隊のSH-60が1機、22時10分に第2航空群のP-3Cが1機、22時15分に千歳救難隊のUH-60が1機、それぞれ情報収集のため駐屯地を離陸しています。このほか、第7特科連隊の初動対処部隊ファストフォースが厚真町に向かっています。北海道知事から災害派遣要請は出ていません。

活動規模は、航空機が9機、車両4両で人員は約25名です。

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