栃木県足利市での山林火災、第12ヘリコプター隊などが災害対応

栃木県足利市での山林火災、第12ヘリコプター隊などが災害対応

陸上自衛隊は2019年3月25日(月)、栃木県足利市での山林火災に対応しました。同日、山林火災が発生し、消防による消火活動では鎮火に至らず、13時13分、栃木県知事から陸上自衛隊第12特科隊長に対し、災害派遣が要請されました。

3月25日(月)の活動は、7時5分以降、東部方面航空隊のUH-1映像伝送機が2機、情報収集のため出発、栃木地方協力本部の災害対策現地情報連絡員(LO)が8時29分に足利市役所に向け出発、9時には栃木県庁に向け出発しています。第12特科隊のLOが9時40分に栃木県庁、10時10分に情報収集のため現地に向けそれぞれ出発しました。

災害派遣要請後の13時41分には、第12ヘリコプター隊のUH-60が1機、空中統制のため駐屯地を離陸、13時56分にCH-47が1機、空中消火に向かい、消火活動にあたりました。

3月26日(火)も早朝から対応にあたり、5時17分に第12ヘリコプター隊のOH-6が1機、空中統制のため駐屯地を離陸し、5時30分に東部方面航空隊のUH-1映像伝送機が1機、情報収集にあたり、5時42分から第12ヘリコプター隊のCH-47の4機が空中消火にあたりました。

2日間で散水回数は98回、散水量はおよそ490トンで、12時30分には自治体で対応が可能となったことから、撤収要請を受けて活動を終了しています。

期日: 2019/03/25
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