世界の航空関連情報を提供するイギリスのオフィシャル・エアライン・ガイド(Official Airline Guide:OAG)は、2019年のメガハブ空港ランキング「OAG Megahubs Index 2019」を発表し、クアラルンプール国際空港が格安航空会社(LCC)部門で1位を獲得しました。
定期便の数と、その空港から発着する国際線の就航地の数を比較し、国際線における空港の接続性をランキングするもので、クアラルンプール国際空港は、マニラのニノイ・アキノ国際空港、シンガポールのチャンギ国際空港、韓国の仁川国際空港、アメリカのサンディエゴ国際空港など、LCC空港部門の上位25空港を大きく引き離し、1位となっています。
クアラルンプールをハブとするLCCのエアアジアは、クアラルンプール国際空港がLCCで最も国際的に接続されているハブ空港であると再認されたことを歓迎しつつ、LCCと低価格の航空便の接続は、マレーシアの航空、観光産業において不可欠とコメントしています。
なお、エアアジア・グループは、クアラルンプール国際空港のklia2ターミナルから、国際151路線で、1日に320便以上を運航、5万7,000人以上を輸送しており、これは同ターミナルを出発する航空便の97%を占める数字となっています。