アルゼンチン海軍のS-61D-4シーキング、南極から帰還

アルゼンチン海軍のS-61D-4シーキング、南極から帰還

ニュース画像 1枚目:S-61D-4シーキング
© Argentina Army
S-61D-4シーキング

アルゼンチン海軍は2020年3月10日(火)、第2ヘリコプター海軍航空隊のS-61D-4シーキングが2019年から2020年にかけて任務にあたった南極観測からコマンダンテ・エスポラ海軍基地に帰還したと発表しました。S-61D-4がコマンダンテ・エスポラ海軍基地に帰還し、隊員たちは家族と4カ月ぶりの再会を果たしました。

S-61D-4はパイロット8名、技術士官1名、整備員など17名が、2019年11月に砕氷艦「アルミランテ・イリサール」の南極観測に同行し、資材運搬と人員輸送にあたりました。4カ月に渡る南極観測では、厳しい環境の中で飛行任務を遂行しました。

アルゼンチン海軍は、シコルスキーから対潜型のS-61D-4を5機、1972年から1978年かけてに導入しました。1980年代に更新を計画しましたが、1982年のフォークランド紛争の影響で、シコルスキーから入手できず、1983年から1984年にかけてアグスタからASH-3Hを6機を導入しました。

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