シンガポール航空、4月末までの輸送量を96%削減 138機を運航停止

シンガポール航空、4月末までの輸送量を96%削減 138機を運航停止

ニュース画像 1枚目:シンガポール航空 シート
© Singapore Airlines
シンガポール航空 シート

シンガポール航空は2020年3月22日(日)、新型コロナウイルス(COVID-19)による入国規制などが増加したことに伴い、4月末までの輸送量を96%削減すると発表しました。3月17日(火)時点では削減量は約50%と発表しており、今回さらに大幅な運航縮小となります。

これに伴い、シンガポール航空とシルクエアは、保有する147機のうち、138機を運航停止します。また同グループの格安航空会社(LCC)、スクートは、ほぼ全ての路線を運休し、49機中、47機を地上待機とします。各国の入国規制がいつまで実施されるか分からない状況の中で、通常のサービスを再開する時期は未定であるとしています。

旅客収入が大幅に減少することを受け、シンガポール航空グループは資金流動性を保つため、設備投資や運営コストの削減を実施します。これには、航空機受領の遅延交渉、管理職における給与カットなどが含まれます。

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