台湾のマンダリン航空は2021年12月31日(金)、エンブラエル190型による定期便ラストスライトを運航しました。最後のフライトは、機体記号(レジ)「B-16827」で運航した馬公発台北・松山着のAE372便でした。
マンダリン航空は2007年5月に最初のE190を導入し、13年半にわたり台湾国内線をはじめ、日本にもこの機材で運航しました。コロナ禍前までは成田/台北線にE190で運航していたほか、日本各地のチャーター便でも全席エコノミー104席を搭載するこの機種が活躍していました。
マンダリン航空はE190を最大8機保有し、2016年3月以降は6機で運航。2020年7月以降にコロナ禍の影響もありリース会社への返却などで退役を進め、2021年12月末に全機材の運航を終えました。同社の2022年1月現在の保有機は、全てターボプロップ機ATR-72-600型の9機です。