防衛省は2023年4月21日、戦闘状態にあるアフリカ・スーダンに滞在している邦人避難のため、航空自衛隊の輸送機を近隣国のジブチへ派遣し、待機させることを発表しました。
21日午後にも、小牧基地のC-130H輸送機1機が出発し、その後C-2輸送機、KC-767J空中給油・輸送機もそれぞれ1機ずつ順次派遣するとしています。
派遣先のスーダンでは広い地域において、国軍(SAF)と準軍事組織である即応支援部隊(RSF)との間で戦闘が、現在も続いています。現地には、大使館員やNGO関係者など、日本人約60人が滞在している模様です。同国ハルツーム国際空港も戦闘状態にあるとみられ、空港の運用状況をジブチで見極めるとしています。