英・タイタン、象徴的存在の“月”描いた737クラシックと757退役

英・タイタン、象徴的存在の“月”描いた737クラシックと757退役

ニュース画像 1枚目:タイタン エアウェイズの「月」を描いた旧塗装機 ロンドン・ガトウィック空港 2012年7月23日撮影 G-ZAPX ボーイング757-256
© FlyTeam jombohさん
タイタン エアウェイズの「月」を描いた旧塗装機 ロンドン・ガトウィック空港 2012年7月23日撮影 G-ZAPX ボーイング757-256

イギリスのチャーター航空会社タイタンエアウェイズは、保有するボーイング737-400型機とボーイング757-200型機の全機が退役したことを明らかにしました。2023年4月6日に737-400SF(貨物改修型)「機体記号:G-POWS」を、5月4日に757-200「G-ZAPX」の運航を終了。これにより同社の保有機はエアバス機へ統一され、ボーイング社との歴史に幕を閉じました。

ニュース画像 1枚目:2023年5月4日に最終飛行を終えたボーイング757-200型機「G-ZAPX」 ロンドン・スタンステッド空港にて
© Titan Airways
2023年5月4日に最終飛行を終えたボーイング757-200型機「G-ZAPX」 ロンドン・スタンステッド空港にて

同社は、機体側面に月「タイタン・ムーン」を描いた機体(旧塗装)などで馴染みが深いほか、2018年ワールドカップ・トロフィー・ツアーでは、特別塗装を施した「G-POWC」が羽田空港へ飛来したこともありました。

ニュース画像 2枚目:ダブリン空港 2008年3月30日撮影 G-ZAPZ ボーイング737-33A(QC) タイタン エアウェイズ
© FlyTeam Echo-Kiloさん
ダブリン空港 2008年3月30日撮影 G-ZAPZ ボーイング737-33A(QC) タイタン エアウェイズ
ニュース画像 3枚目:2018年ワールドカップ・トロフィー・ツアーで羽田空港へ飛来したボーイング737-300QC型機 2018年4月29日撮影 G-POWC
© FlyTeam sky-spotterさん
2018年ワールドカップ・トロフィー・ツアーで羽田空港へ飛来したボーイング737-300QC型機 2018年4月29日撮影 G-POWC

これまで、737-300・737-300F・737-300QC・737-400Fなどの“737クラシック”シリーズの貨客機や、757-200・767-300ERの旅客機で、他社向けの受託運航、チャーター便、イギリス政府向けの運航を担っていました。近年は、これら運航もエアバスA321neo型機などの最新鋭機への置き換えが進み、ついに旧世代の飛行機はすべて退役となりました。

ニュース画像 4枚目:中部国際空港 2016年5月25日撮影 G-ZAPX ボーイング757-256 タイタン エアウェイズ
© FlyTeam B747‐400さん
中部国際空港 2016年5月25日撮影 G-ZAPX ボーイング757-256 タイタン エアウェイズ
ニュース画像 5枚目:同社がイギリス政府向けに運航するエアバスA321neo型機 羽田空港 2023年4月16日撮影 G-GBNI
© FlyTeam NKMの人さん
同社がイギリス政府向けに運航するエアバスA321neo型機 羽田空港 2023年4月16日撮影 G-GBNI
メニューを開く