ユナイテッド航空、機内へ「点字」表示を導入

ユナイテッド航空、機内へ「点字」表示を導入

ニュース画像 1枚目:ユナイテッド航空が導入した「点字」表示
© ユナイテッド航空
ユナイテッド航空が導入した「点字」表示

ユナイテッド航空は2023年7月27日、アメリカの航空会社としては初めて客室内に「点字」表示を導入したことを発表しました。すでに10機程度への導入が完了、2026年までに主要路線向けの全機材への導入を完了させる計画です。

アメリカ運輸省(DOT)によると、2019年に航空機を利用した障害を抱えた乗客は約2,700万人。その中でも視覚障害を持つ数百万人の利用者向けに、座席・化粧室の位置を容易に確認することができるような取り組みを進めています。今後、アメリカの障害者支援団体とも協力し、文字や数字のほかにも矢印などの触知案内表示の導入に向けた検討を行うとしています。

ニュース画像 1枚目:ユナイテッド航空が導入した「点字」表示
© ユナイテッド航空
ユナイテッド航空が導入した「点字」表示

ユナイテッド航空は、8年連続で「Best Place to Work for Disability Inclusion(障害者の雇用において最も優れた職場)」としても評価されるなど、利用者や社員がより航空機を利用しやすい環境整備を進めています。

ニュースURL
メニューを開く