北海道エアシステム、丘珠/中標津線 運航ダイヤを発表！10月29日就航 地域医療支援連携も

日本航空(JAL)グループの北海道エアシステム(HAC)は、2023年10月29日(日)の冬ダイヤから新規就航する札幌(丘珠)/中標津線の運航スケジュールを発表しました。使用機材は3機保有するATR42-600型機で、9月下旬に4機目を受領し新規就航に備えます。

中標津空港は、北海道のなかで人口10万人あたりの医師の数が最も少ない根室振興局管内(根室市・別海町・中標津町・標津町・羅臼町)にあります。医師確保に関する課題を解決するため、HACが地域と連携し、支援目的にのみ活用できる「地域医療パスポート」制度を今回の就航に合わせて創設。第1弾として、中標津町において確保が困難な泌尿器科の医師を札幌から派遣し、診療体制を確保します。また、根室振興局管内へ赴任を検討する医師や、単身赴任医師の帰任・家族呼び寄せなどにも、この制度を利用できるようにします。

■ 北海道エアシステム 札幌(丘珠)/中標津 時刻表
JL2733便 札幌(丘珠) 09:55 / 中標津 10:45 (毎日)　＊1
JL2739便 札幌(丘珠) 15:20 / 中標津 16:10 (月・火・水・木・金・日)　＊2
JL2732便 中標津 11:15 / 札幌(丘珠) 12:10 (毎日)　＊1
JL2738便 中標津 16:40 / 札幌(丘珠) 17:35 (月・火・水・木・金・日)　＊2
＊1　12月1日・3日・8日・10日は運休
＊2　12月30日は運航

今回の新規就航は、JALグループとしても2011年の利尻空港以来、約12年ぶり。同路線はANAグループが2010年6月に運休以来、約13年ぶりの復活となります。

中標津空港発着路線は、現在ANAグループが運航する羽田線と新千歳線のみです。