アゼルバイジャンの貨物専用会社シルクウェイ・ウェスト・エアラインズは、2023年10月3日に、初の双発貨物専用機であるボーイング777F型機「機体記号:VP-BMG」の受領を発表しました。同社は、ボーイング777F型5機とボーイング777-8F型2機を発注済みで、2030年にかけて順次納入される計画です。
「VP-BMG」は9月29日から30日にかけて、アメリカ・エバレットのペインフィールド空港から、同社の拠点であるアゼルバイジャン・バクーのヘイダル・アリエフ国際空港へフェリーされています。
投入路線は明らかになっていませんが、既存の運航路線や新規就航路線へ投入される見込みです。同社は現在、成田/バクー線を週2便、関西/バクー(ソウル/仁川経由)線を週1便運航しています。777F以外の保有機材は、ボーイング747-8F型5機とボーイング747-400F型7機です。