マレーシア航空は2023年11月1日から、機内Wi-Fiサービスについて全クラス無制限での無料提供を開始しました。対象はWi-Fi設備(MHconnect)が搭載されたワイドボディ機で、エアバスA350-900型機全機と一部のエアバスA330-300型機です。A350-900は成田/クアラルンプール線に、A330-300は大阪(関西)/クアラルンプール線に投入されています。
同社の機内Wi-Fiサービスは、これまでビジネスクラス以上とエコノミークラスの上級会員(プラチナ)の利用者向けに無料提供されていました。今回、これをクラスや会員ステータスに関わらず、無料化します。ただし、容量の関係からメッセージのやり取りや、インターネット閲覧に限られ、動画再生などのビデオストリーミングは利用できません。
シンガポール航空でも7月から、全路線・全クラス対象の時間無制限の機内Wi-Fiサービスをマイレージプログラム「クリスフライヤー」会員向けに無料化するなど、各社で同様の取り組みが行われています。