ドバイ・エアショーが2023年11月13日、アラブ首長国連邦・ドバイで開幕しました。会場はドバイ・ワールド・セントラル(DWC)空港で、2年に一度開催される航空産業の展示会です。
ドバイ・エアショーは、地元エミレーツ航空の3代目新塗装機エアバスA380-800型機「機体記号:A6-EOE」と、アラブ首長国連邦空軍所属のアクロバット飛行チーム「アル・フルサン」によるオープニングフライパスで幕を開けました。躍進を続ける中東の航空会社にとって、航空機メーカーとの大型契約を発表する場としても、毎回注目を浴びています。
開幕当日、エミレーツ航空は最新鋭のボーイング777Xを90機追加発注したことを発表しました。内訳は、ボーイング777-9型55機とボーイング777-8型35機です。これまでに発注した機数も含め、同社の777X総発注は205機です。あわせて、30機発注していたボーイング787-9型機を、20機の787-8、15機の787-10、計35機の発注へ更新したことも明らかになりました。
例年通り、中東各社を中心に大型発注が相次いでいます。ドバイ・エアショーでは、ボーイングが777-9の展示飛行を行っています。
It all leads up to this: our much-anticipated 777-9 flying demonstration at the #DubaiAirshow. pic.twitter.com/xJokJHioDf
— Boeing Airplanes (@BoeingAirplanes) November 13, 2023