LCC選びは運賃重視、シートで妥協したくない傾向-ネット調査

LCC選びは運賃重視、シートで妥協したくない傾向-ネット調査

インターネット調査会社のマクロミルが格安航空会社(LCC)について、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県在住者に調査したところ、7割が運賃を重視、日本に定着するという意見も7割にのぼりました。

質問で航空会社を選ぶポイントを尋ねたところ、複数回答で77%が「料金」と回答。続いて重視されたのは「安全性」で63%、次いで「発着地の利便性」が53%、「航空会社のブランド」が33%となっています。格安航空会社の客室内でのサービスも話題であるものの、「客室乗務員の接客」は17%、「機内サービス」は19%に留まりました。

また、利用したことがある人は調査した7%とまだまだ少ないようですが、利用した人の満足度は「非常に満足している」が28%、「やや満足している」が43%と合計すると7割が満足しています。

LCCの特徴はノーフリルと各種サービスが付かないことが1つ。それでも我慢できることと出来ないサービスが有りますが、運賃が安く、許容できる有料サービス、または我慢するものの質問では、「ドリンクサービスが有料」が56%との回答が最も多く、「新聞・雑誌・機内誌が有料」が49%となりました。逆に、回答が少なかったものは、「発着地の利便性が低い」が0.9%、「発着時間の遅延」が1.9%、「座席指定が有料」が8%、「預ける荷物が有料」が9%、「座席が狭い」が11%、「毛布のサービスが有料」が12%でした。

この質問では海外のLCCは遅延便やフライトキャンセルが起こることも前提としていますが、日本では海外LCCの常識はあまり受け入れられていないようです。また、シートに関わるサービスはあまり妥協したくない方が多いようです。

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