アメリカ空軍、次期戦闘救難ヘリの提案要請を発表

アメリカ空軍、次期戦闘救難ヘリの提案要請を発表

アメリカ空軍は2012年10月22日、次期戦闘救難ヘリ(CRH)の提案要請(RFP)を発表しました。

次期CRHは現用のHH-60Gペイブホーク・ヘリコプターに代わり112機採用する機体で、敵地に孤立した兵士を救出したり、自然災害での人道支援、緊急医療などに使われます。空軍ではホバリング性能、戦闘行動半径、ペイロード、キャビンスペースなどを重視する要求性能を提示しています。

アメリカ空軍は、2006年にボーイングHH-47チヌークを次期戦闘捜索救難ヘリ(CSAR-X)として採用を決めましたが、S-92を提案したシコルスキーやEH-101を提案したロッキード・マーティンの抗議があり、GAO(会計検査院)より機種選定のやり直しが勧告されていました。

この発表を伝えるリリースには、現役兵士と思われる人物から「CV-22オスプレイは採用しないで」とか「なぜCV-22を使わないのか?」という意見が寄せられています。

メニューを開く