エアバスは2012年10月23日、ツールーズでA350 XWBの最終組立ラインを正式稼動しました。量産体制にはいる2018年には月産10機、およそ1,500人がこの製造ラインに従事する予定です。この正式稼動にあたり、エアバスはフランス政府首脳、スタッフなどによる式典を開催しました。
この製造ラインでは既にテストベット機と飛行可能な1号機の最終組立が行われています。テストベット機については既にほぼ組立が完了した状態で、2013年春から地上試験を行う予定です。また、飛行可能な1号機はすでに胴体の接合が終了、11月には主翼、垂直尾翼、水平尾翼が取り付けられる予定です。
