ロシア空軍アクロチーム、Su-30SMとSu-35Cに機種を更新

ロシア空軍アクロチーム、Su-30SMとSu-35Cに機種を更新

ロシア空軍のアクロバット飛行チーム「スイフツ」と「ロシアン・ナイツ」が、新しいSu-30SMとSu-35Cを導入すると、ロシア空軍司令官のヴィクトル・ボンダレフ中将が2012年12月24日に述べました。ノーボスチ通信が伝えています。

これはドミトリー・ロゴージン副首相による機種更新を促す発言を受けてのものですが、具体的な時期は明らかにされていません。

スイフツはMiG-29、ロシアン・ナイツはSu-27を使用していますが、すでに20年以上使われている機体もあり、パイロット等は早期の機種更新を望んでいます。

以前、Yak-130戦闘練習機を使用するとの報道がありましたが、ボンダレフ中将がこれを否定し、Yak-130の新しいチームを作ると述べました。

Su-30SMとSu-35Cはともにロシア空軍が導入を進めているフランカー・シリーズの最新型です。両チームとも兵器輸出のショーケースとなりますから、新型機への更新は必須といえます。また、Yak-130も積極的に輸出を狙っている新型練習機です。

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