防衛省、フィリピンへの緊急援助隊は1,170名規模に

防衛省、フィリピンへの緊急援助隊は1,170名規模に

防衛省は2013年11月14日、フィリピンへ派遣した自衛隊の緊急援助隊の3名が被災で最も大きな被害を受けているタクロバンにアメリカ海軍MV-22Bのオスプレイで入ったと明らかにしました。この3名は医療活動を11月15日にも開始、本隊44名がマニラで情報収集、このうち19名はセブで医療活動を開始します。

フィリピン国際緊急援助統合任務部隊は1,170名を予定しており、統合任務部隊司令部、医療・航空援助隊、海上派遣部隊、空輸隊で構成。装備はCH-47輸送ヘリコプター3機、UH-1多用途ヘリコプター3機、KC-767空中給油・輸送機2機、C-130H輸送機7機、U-4多用途支援機1機、輸送艦おおすみ1隻、護衛艦いせ1隻、補給艦とわだ1隻の編成となります。

小野寺防衛相は隊員、部隊はC-130Hを含む輸送機でいち早く運び、ヘリコプターなど中長期的に支援が必要な装備は、輸送艦、補給艦で運ぶとしています。増派部隊は、11月18日にも呉に集結している海上派遣部隊の艦艇で日本を出発予定で、11月22日ごろ現地に到着する予定です。

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