F-35A、LRIP-6とLRIP-7で機体価格若干下がる

F-35A、LRIP-6とLRIP-7で機体価格若干下がる

ロッキード・マーティンとアメリカ国防総省は2013年9月27日、F-35ライトニングIIの低率初期生産第6ロット(LRIP-6)と第7ロット(LRIP-7)を契約しました。

LRIP-6では総額44億ドルでF-35を36機生産し、平均機体価格は2012年12月に契約したLRIP-5に比べて約2.5%低下します。F-35Aで単価1.03億ドル。

また、LRIP-7では総額は39億ドルでF-35を35機生産し、平均機体価格はLRIP-5に比べて約6%低下します。F-35Aで単価0.98億ドルです。

ロッキード・マーティンではLRIP-6の機体を2014年第2四半期から引き渡しを開始し、LRIP-7の機体を2015年第2四半期から引き渡しを開始するとしています。LRIP-6にはイタリアとオーストラリア、LRIP-7にはノルウェー向けの初号機が含まれています。

なお、今回の契約にエンジンは含まれておらず、プラット&ホイットニーと別個に契約が結ばれます。

■F-35ライトニングIIの低率初期生産 各仕様の単価
<初期生産第6ロット(LRIP-6)>
F-35A 通常離着陸型 23機 単価1.03億ドル
F-35B 短距離離陸垂直着陸型 6機 単価1.09億ドル
F-35C 空母艦載型 7機 単価1.20億ドル

<初期生産第7ロット(LRIP-7)>
F-35A 通常離着陸型 24機 単価0.98億ドル
F-35B 短距離離陸垂直着陸型 7機 単価1.04億ドル
F-35C 空母艦載型 4機 単価1.16億ドル

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