エンブラエル、農業用航空機1,300機「イパネマ」を引き渡し

エンブラエル、農業用航空機1,300機「イパネマ」を引き渡し

エンブラエルは2013年12月16日、農業用航空機の「イパネマ」、EMB-200シリーズで1,300機を引き渡したと発表しました。この記念となる1,300機目はブラジルの農業航空機「Fort Aviação Agrícola」に引き渡しされます。

エンブラエル イパネマ Ipanema EMB-200シリーズ 1,300機目

エンブラエルは1960年代のイパネパを設計、1970年に初飛行、1971年から引き渡しを続け、これまで40年以上にわたり継続して生産を続けています。2012年は66機がブラジル、メルコスール諸国へ、2013年は70機が引き渡しされる見通しです。

イパネマは自動車でも使用される燃料のエタノールでフライトする最初の航空機で、このモデルは2005年から運航。再生可能な燃料はサトウキビから作られており、環境負荷を低減、操作やメンテナンスコストを下げています。現在は、運航されているイパネマの約40%がエタノール仕様で、新造機の約80%がを占めています。

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