エアバス、A350 XWBのテスト飛行が4機体制に

エアバス、A350 XWBのテスト飛行が4機体制に

エアバスは2014年2月26日、A350 XWBの製造番号002、機体記号(レジ)「F-WWCF」、製造番号004の「F-WZNW」が相次いで初飛行したとツイートしています。これにより、エアバスのA350 XWBのテスト飛行は4機体制となります。

MSN「002」は客室装備を搭載した初のA350となります。この機材はギャレー、乗務員の休憩室などの装備を含め搭載しています。また、機体の基本構造材である「カーボン」をデザインしたカラーリングが施されています。

A350 XWB飛行試験機「MSN2 F-WWCF」

MSN「004」は、カタール航空のアクバル・アル=バーキルCEOがトゥールーズ訪問にあわせ、初めて披露した機体で、カタール航空の塗装を施しています。この機材は騒音や落雷のテスト、アビオニクス関連のテストに加え、乗員の運航、整備士の訓練に使用されます。

A350 XWB F-WZNW カタール航空塗装

これにより、2013年6月に初飛行した初号機の「F-WXWB」、10月に初飛行し、シンガポール・エアショーでエアショーデビューを果たした「003」の「F-WZGG」とあわせ、合計4機体制でテスト飛行を行います。

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