航空局、仙台空港の民営化に向けた実施方針を発表

航空局、仙台空港の民営化に向けた実施方針を発表

国土交通省航空局は2014年4月25日、仙台空港の民営化を行う「仙台空港特定運営事業等実施方針」を発表しました。仙台空港の滑走路とターミナルビルなどの運営を一体的、機動的に民間の資金、経営能力で行い、格安航空会社(LCC)の誘致と旅客増などによる震災復興の加速、東北地方の活性化といった狙いがあります。

スケジュールは2014年6月ごろに募集要項を公表、2015年8月ごろに優先交渉権者の選定、11月ごろに運営権を設定し、実施契約を締結、2016年3月下旬に運営開始となります。

仙台空港ビルと仙台エアカーゴターミナルの株主の宮城県も株式を譲渡するため、宮城県も事業者選定で審査を行います。運営者は最長65年にわたり事業を行うことができ、仙台空港アクセス線も事業者が希望する場合は、国の承認により運営ができるような内容となっています。

なお、航空局は5月2日に説明会を開催します。

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