バルト3国の防空任務のためリトアニアに展開しているイギリス空軍のタイフーン戦闘機が2014年5月14日、初めてロシア軍と遭遇しました。
タイフーン編隊は飛行訓練中に、ラトビアへ接近する正体不明機をインターセプトする命令を受けました。このとき同時にエストニアに展開するデンマークの戦闘機もスクランブル発進しました。
正体不明機は、地域の航空管制と交信もせず識別コードも発信しなかったロシア海軍のKa-27ヘリコプターと見られます。タイフーンが、Ka-27と共同行動していると見られるロシア海軍のステレグシュチイ級コルベット艦を発見し「友好的に」付近を飛行しました。