スカイチーム、2014年の加盟社間の旅客数は18%増 引き続き協力を強化

スカイチーム、2014年の加盟社間の旅客数は18%増 引き続き協力を強化

スカイチームは2014年6月2日、2014年に加盟航空会社間のコードシェア便、加盟航空会社間の二者間協定を増やし、旅客数が18%増加すると予想しています。スカイチームはこうした状況をうけ、アライアンス内の協力促進、世界に展開する路線網の活用、カスタマーサービスの向上をはかり、より便利な旅行を提供するとしています。

スカイチームは、年間5億8,000万人の乗客に利用されており、このうち複数の加盟航空会社の便の乗継客は約2,600万人にのぼり、ハブ空港での乗り継ぎは650万回と予想されています。この乗継ぎ「スカイトランスファー」について乗継ぎ、受託手荷物の積み替え手続きを効率化し、スムーズに航空機を乗り継ぎすることを目指しています。

対象空港は現在、アトランタ、ニューヨーク・JFK、メキシコシティ空港、アムステルダム・スキポール、パリ・シャルル・ド・ゴール、仁川、マドリード、広州、北京、上海の11のハブ空港で実施されています。2014年前半には、すべての加盟航空会社で乗継ぎ、サービスにトラブルが発生した場合の対応となるサービスリカバリー基準を統一するため、アライアンス全体で旅客のケア、サポートに関する方針を導入しました。

また、成田空港でも導入されている「スカイプライオリティ」は世界の850以上の空港に導入されているほか、空港施設の共有する「スカイポート」でも、2014年末にはシドニー国際空港、2015年にドバイ国際空港でスカイチーム専用ラウンジを開設する計画です。

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