アメリカ空軍長官、イラクへの軍事介入準備完了を表明

アメリカ空軍長官、イラクへの軍事介入準備完了を表明

アメリカ空軍のデボラ・リー・ジェームズ長官は2014年6月17日、イラク情勢の緊迫化に対して空軍の準備が整っていることを、明らかにしました。

イラクでは、イスラム教スンニ派武装勢力「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」による攻勢が激化しており、アメリカは現政権を支援するため軍事介入を選択する可能性が高まっています。

ジェームズ長官は「軍の立案者は常に不測の事態を想定している。情報収集や空輸はもちろん、状況に応じて攻撃する能力も準備している」としています。そして、中東にはF-15Eストライクイーグル、F-16ファイティングファルコン、F-22ラプター、KC-135ストラトタンカー空中給油機、A-10サンダーボルトII攻撃機、B-1Bランサー爆撃機、C-17グローブマスターIIIとC-130ハーキュリーズ輸送機、無人機が配置されています。

軍事介入は「事実を積み上げて、大統領が決断することだ」とジェームズ長官は話しています。

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