UTCエアロスペース・システムズは2014年7月13日、ファンボロー・エアショー 2014において、アメリカ連邦航空局(FAA)から、タブレット端末を使ったエレクトロニック・フライト・バッグ(EFB)システムの追加型式証明(STC)を取得したと発表しました。
このシステムは、アップル・コンピューターが販売しているiPadのようなタブレット端末に、これまでフライト・バッグに入っていた、分厚く重いマニュアルや資料など紙を電子化し、収めることができるシステムです。
今回、追加型式証明を取得したのは、このタブレットと、航空機に設置するためのインターフェース機器(AID)とモジュールの設置キットから構成された、タブレット・インターフェース・モジュール(TIM)です。
同社では737NGや、A320にこのシステムを導入し、2014年後半からアメリカとヨーロッパでの運用を始めたい考えです。