カタール航空、導入予定A380の3機受領を拒否 ファンボローにも出展なし

カタール航空、導入予定A380の3機受領を拒否 ファンボローにも出展なし

カタール航空は受領を予定していたA380の3機を拒否しました。2014年7月14日付でロイターが伝えています。アクバ・アル・バクルCEOがファンボロー・エアショーで語ったものとしています。

カタール航空は当初、2014年6月17日にもドーハ/ロンドン線にA380を投入する予定でしたが、これを7月1日に遅らせ、初号機の受領を延期していました。ただし、その後も受領せず、客室装備に問題があるとされています。

ファンボロー・エアショーではカタール航空はA380を展示する予定でしたが、実際にはこの機材は展示されていません。なお、カタール航空が拒否したとされるA380は機体記号(レジ)「A7-APA」「A7-APB」「A7-APC」と見られ、いずれもハンブルク工場にあります。

この前後に製造したA380のうち「A7-APA」の製造番号137の前後はエミレーツ航空、「A7-APB」の製造番号143、「A7-APC」製造番号145の前後のブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザドイツ航空向けのA380はすでに引き渡しされています。

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