三菱重工、オーランド国際空港の無人運転車両システムの建設工事を受注

三菱重工、オーランド国際空港の無人運転車両システムの建設工事を受注

三菱重工業は2014年7月16日、住友商事の協力によりアメリカ・フロリダ州のオーランド国際空港向けに、全自動無人運転車両システム(Automated People Mover:APM)の建設工事を受注しました。納入完了は2018年の予定です。

アメリカ向けのAPM受注はマイアミ空港の北ターミナル線、MIA Mover(空港駅と複合交通ターミナル間)、ワシントンのダレス国際空港、アトランタ国際空港とあわせ、今回で5件目となります。

工事は、オーランド空港公団から、三菱重工のアメリカ法人米国三菱重工業(MHIA)を通じて受注しました。空港ターミナルと新設する複合交通ターミナルの間のおよそ2.3キロメートルを結ぶ路線の新設工事と、メインターミナルとサテライトターミナル間の約600メートルを結ぶ既存2路線の置き換え工事、合わせて3路線の工事を手掛けます。車両は計18両を供給します。

また、各路線が営業運転を開始した後、5年間の運行、保守、さらに10年間の契約オプションも含まれています。オーランド国際空港は、周辺のテーマパークを訪れる観光客、ビジネス客で乗降客数が増加し、空港施設の拡張、近代化が進められています。

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