ロッキード・マーティン、ワールドビュー3搭載ロケットの打ち上げ成功

ロッキード・マーティン、ワールドビュー3搭載ロケットの打ち上げ成功

ロッキード・マーティンは2014年8月13日11時30分(太平洋夏時間)、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から、商用地球観測衛星ワールドビュー3を搭載したアトラスVロケットを打ち上げました。ロケットは順調に飛行し、離昇から約20分後に衛星を計画通りの軌道に投入し、打ち上げに成功しました。

ロッキード・マーティン 商用地球観測衛星ワールドビュー3搭載アトラスVロケット 打ち上げ

ワールドビュー3はアメリカのデジタルグローブによって運用される衛星で、高度617キロメートル、軌道傾斜角97度の、地球を南北に回る軌道から、地表の写真を撮影することを目的としています。分解能は白黒モードで31センチと、商業用の地球観測衛星の中ではもっとも高性能で、アメリカをはじめ世界各国の政府機関や民間企業などに販売されます。

アトラスVはロッキード・マーティンによって開発されたロケットで、現在までに48機が打ち上げられ、47機が成功しています。また、2016年には同機によるワールドビュー4の打ち上げも予定されています。

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