ボーイング、EMARSSのERRPの追加型式証明をFAAから取得

ボーイング、EMARSSのERRPの追加型式証明をFAAから取得

ボーイングは2014年8月12日、EMARSSのリスク低減用試作機(ERRP)の追加型式証明を、アメリカ連邦航空局(FAA)から取得したと発表しました。EMARSSは「Enhanced Medium Altitude Reconnaissance and Surveillance System」の略で、偵察、監視システムを強化した機器を搭載する航空機開発プロジェクトで、ボーイングが主契約となり、ビーチクラフト・キングエア350をベースに開発が進められていました。

ボーイングではERRPに加え、同じくキング・エアをベースに開発した構成の変更が可能な複合センサーを搭載できる「RAMIS (Reconfigurable Airborne Multi-Intelligence and Surveillance)」機の追加型式証明も受け取りました。

EMARSSは通信、電波などシギント(SIGINT:Signals Intelligence)によって得られた情報を、地上の兵士に準リアルタイムで伝えることができる偵察機です。

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